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伊藤智仁 野村 [プロ野球]

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元ヤクルトスワローズの伊藤智仁がトレンドキーワードになって
検索数が増えていますね。

なぜか、ちょっと調べて見ました。

どうやら、
テレビ番組「マツコ&有吉の怒り新党」で
新・3大 悲運のエース伊藤智仁の記録より記憶に残る投球!
1993年6月9日対巨人戦
の特集をされたからみたいですね。

伊藤智仁は当時22歳のルーキーで
伝家の宝刀高速スライダーなどと形容されて、
噂の伊藤はどんなものか?
と、注目されていました。

その魅惑の魔球は
直球と全く同じフォームから振り落とされる
ボールは打者の手前まで直球と同じ軌道なんです!

なので、打者が絶好球と打ちに行くと
いきなり曲がる恐ろしい魔球でした。。

対戦した打者は
「いきなりボールが消えた!」
と口々に言っていたそうですね。

キャッチャーの古田も
「真横に直角に曲がっとるで!」
と言っていたそうですw

そのくらい分かって振っても
バットに当たらないのが
伊藤の高速スライダー。




いとも簡単に三振を取っていました。
リーグを代表する強力打線を擁する
巨人もこの日はキリキリ舞いだったのです。

そして試合は
4回まで進み、12アウトの内10個が三振という
超快投を見せました!

その後も冴え続ける伊藤のピッチング。
8回を終わった時点で
15奪三振。

これは奪三振17個の日本記録を狙える所まで
行っていました。

しかし、打線の援護が無かったため、
0対0のまま9回裏の巨人の攻撃へ。

1点失えば負けると言う緊張間の中。。

とにかくあと2個三振を奪えば、
日本記録でした。

まずは、
16個のセリーグタイ記録を達成!

金田、江夏にルーキーが肩を並べました。


いよいよ日本記録目前、対する打者はあの篠塚和典(当時36歳)。
過去に2度(1984年、87年)首位打者を獲得した
大ベテランがバッターボックスに立ちました。

しかし、
その篠塚がここでルーキー相手に
まさかの行動に出ます。

急にタイムを取って、
伊藤のタイミングを狂わせたのです。

さらに再び打席を外したり、
篠塚はプライドを捨てているようにも
見受けられました。


そして初球。



篠塚は見事にサヨナラホームラン!


伊藤は日本タイ記録のヒーローから一転、
負け投手となりました。

なんと残酷な結末でしょう。

16個の三振を奪って負け投手となったのは
史上初です。

しかし、この日の伊藤の快投は
記録より記憶の残る投球として
ファンの目に焼き付きました。

篠塚投手は後日談で、三振の少ない自分が
伊藤に三振の記録を作られるのは
プライドが許さなかったんだそうです。


両者お見事、あっぱれです!














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